緑十字機決死の飛行 を読みました

あるグループで話題になった本です。回し読みが待ちきれなくて、県中の図書館を探して取り寄せてもらいました。ノンフィクションで、当事者の聞き取り、資料の調査に基づいて書かれた本です。読みづらいそして読んだらだれかに話したくなる本。

昭和20年8月20日夜半。静岡県磐田市の鮫島海岸に、飛行機が不時着した。終戦直後、マッカーサーの軍使派遣命令により、降伏軍使を乗せて飛行した日本海軍の一式陸攻機である。マッカーサーの命令で、機体を白く塗り緑十字マークを表示していた。マニラでの会議を終え、一刻も早く結果を復命すべく、沖縄県伊江島を離陸し、夜間飛行で東京に向かった。しかし、復路の途中、磐田市の鮫島海岸に謎の不時着を遂げる。 緑十字機は何故不時着したのか。派遣命令から任務完遂までの7日間の記録。

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戦後生まれですが、祖父母、父母は経験しています。自分が生まれる少し前に戦争があったのに知らないことが多く、この緑十字機のことも、ソビエトの侵攻のことも知りませんでした。終戦にむけて力を尽くした人がいて今の日本があるのです。じわじわと感動。

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